水曜日, 6月 29, 2016

履歴書には書かないほうがいい17の言葉

 

ゴミ箱に直行?

履歴書に書くと損する17の「言葉」

 

新たに従業員を採用する企業は、押し寄せる大量のデータをふるいにかける必要に迫られる。それはつまり、履歴書は採用担当者に対して「適格」、「簡潔」との第一印象を与えるものでなくてはならないということ。

求人情報サイト「ザ・ラダーズ(theladders.com)」の調査では、履歴書を候補から外すかどうか、担当者はわずか6.25秒で判断していることが明らかになっている。


チャンスがそれほど小さいのなら、履歴書は「言葉」の選択に極めて慎重でなくてはならない。これは、重要事項というよりも必須事項だ。

求人求職サイト大手、キャリアビルダーが採用担当者を対象に実施した調査結果から得た情報を基に、「履歴書に書いてはいけない“最悪の言葉”」と「履歴書をゴミ箱に直行させる“空虚な表現”を避ける方法」を紹介。







1. 「すご腕」

あいまいで、良く言っても口語的すぎ、悪く言えば自分を大きくみせようとするような言葉だ。過去の経歴について具体的な例を挙げ、やる気があることを示そう。


 

2. 「既成概念にとらわれない」

あまりに使い古された決まり文句。これではあなたの創造力は伝わらない。過去に実行した革新的な解決策を具体的に示した方が、あなたの独創性はずっとよく伝わる。



 

3. 「ベスト・オブ・ブリード」──最善の“種”(からなる)

あなたは犬ではないのだから、会社に行くときは「種(breed、犬種)」の話は犬小屋に置いていこう。



 

4. 「シナジー」──相乗作用がある

こじつけのようでもあり、隠語のようでもある。同じような意味でもあまり抽象的ではない言葉の方が、意図が伝わりやすい。



 

5. 「頼りになる」

これは結局のところ、どのような人のことを指すのだろうか? 任された職務でどれだけ成功を収めてきたか、具体的に説明しよう。



 

6. 「ソート・リーダーシップ」──考え抜かれた統率力

まるで、誰よりも自分が賢いと言っているようだ。自分の考えが職場において何らかの前進に役立ったと言いたいなら、例を示すべきだろう。



 

7. 「付加価値がある」

これほどあいまいな言葉はない。あなたは新しい職場にどのような価値をもたらせるのだろうか? できるだけ具体的に説明する必要がある。



 

8. 「結果を出せる」

「自分が結果を出すことで、人をやる気にさせる」という意味に受け取れるが、ただそれだけだ。言いたいことを別の言葉に置き換えるか、書くのをやめておこう。


 

9. 「チームプレーヤー」

チームの中で働いた、ということ以外は何も伝わらない。自分がどれだけ他の人たちとうまくやっていけるかを伝えたいのなら、共同プロジェクトの中で果たした役割を説明するなど、例を示そう。その方がずっと印象的な履歴書になる。



 

10. 「結果重視」

結果は重要だ。だが、「結果を重視」とはどういうことなのかよく分からない。与えられた役割において自分がどのような結果を達成したのか、詳しく説明しよう。



 

11. 「ハードワーカー」

どのような責任を負い、成功を収めたのか説明することで、勤労意欲が高いことを示せる。それをあえて「ハードワーカー」だと明言する必要はない。文章が冗長になってしまうだけだ。


 

12. 「戦略的思考家」

自分がこのタイプだと思う人はもう一度ブレインストーミングをして、自分の能力を伝えるための別の言葉を考えるべきだ。素晴らしい考えをどのように実行したか、どのように問題点を明らかにして回避したのか、具体例を挙げよう。



 

13. 「ダイナミックだ」──行動力がある

行動は言葉より雄弁だ。「行動力がある」といった具体性のない言葉については特にそうだ。行動を起こすべきタイミングを知る賢さを持ち、物事を率直に述べる自信があり、計画の実現を見通して規律ある行動を取ることができる人物であることを、適切に説明しよう。


 

14. 「自発的」

誰と、あるいは何と比べて「自発的」なのだろうか?強制されなくても働くと言いたいのだろうか?もちろんそうではないはずだ。やる気があるということは、ただ努力の対価を得ることにとどまらず、働くということの意味を理解しているということであるべきだ。率先して行動できるということを、別の言葉で説明しよう。



 

15. 「細部を重視する」──きちょうめんだ

あなたが極めて注意深い性格であることを示す、具体的な例を挙げる方が適切だ。ただ「私はきちょうめんだ」と言うだけでは、まったく逆の性格であるとの印象を与えてしまう。



 

16. 「積極的に~」

「積極的に~」と書き加えることは、「誰もそれを始めろと言ってくれなかったから(そうした)」と言っているのに等しい。あなたに進取の気性があることを伝えたいなら、それが分かる例を挙げ、率先して行動できることを伝えよう。


 

17. 「過去の記録がある」──実績がある

仕事は400m競争ではない。こういう定型表現は避けておこう。










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