水曜日, 1月 21, 2015

デジカメラ電話 LUMIX CM1|panasonic


SIMフリーAndroidカメラLUMIX CM1は2000台限定で3月12日発売。1型2010万画素センサ搭載




パナソニックはOS にAndroid を採用しLTE 通信にも対応するコンパクトデジタルカメラLUMIX DMC-CM1 を国内販売します。

昨年のフォトキナ2014で発表されたCM1 は、有効2010万画素の1.0型MOS センサ、画像処理エンジン「ヴィーナスエンジン」、新開発の28mm F2.8 ライカDC エルマリートレンズなどを備える高性能な薄型カメラであるとともに、通話も可能なSIM フリーAndroid スマートフォンでもあることが大きな特徴です。

高画質な写真をPC を使わず直接SNS へアップし共有できることから、パナソニックはCM1 を「コミュニケーションカメラ」と呼んでいます。

Panasonic LUMIX DMC-CM1 Android端末を兼ねるデジタルカメラ

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15 枚

Panasonic LUMIX CM1 Hands-on

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13 枚



カメラ機能では4K/15p 動画撮影、RAW 撮影、10コマ/秒の高速連写、マニュアルフォーカス&ピーキング、電子水準器などを搭載。

また新開発のアプリ「4Kプリ連写」では、シャッターを押した瞬間の前後それぞれ1.5秒間を1秒15コマ連写で記録し、合計45枚の中からベストショット1枚を選んで残せます。

さらにGoogle Play にも対応しているので、様々なアプリを使って写真を編集し共有するという作業がCM1 単体で可能です。



スマートフォンとしての主な仕様は、4.7インチ1920 x 1080ディスプレイ(静電容量式タッチ)、Snapdragon 801 プロセッサ(4コア2.3GHz)、2GB RAM、16GB ストレージ、802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi (2.4GHz/5GHz)、Bluetooth 4.0。

そのほか有効107万画素フロントカメラ、microSDXC スロット、microSIM スロット、NFC、GPS、電子コンパス、加速度/ジャイロ/照度/近接/気圧センサ、イヤホン・マイク兼用端子など。OS はAndroid 4.4 KitKat。

バッテリーは2600mAh のリチウムイオン充電池を内蔵。連続待受は3G/4G で約630時間。実撮影可能時間はMP4/4K 15p モードで約70分。

寸法と重さは約135.4 x 68.0 x 21.1mm(ボディ部約15.2mm)、約204g (メモリーカードとSIM カード込)。

対応する通信方式とバンドは:
  • 4G (LTE): FDD Band1、3、4、5、7、8、20
  • 3G (WCDMA): FDD 1、4、5、8、HSDPA カテゴリー24、HSUPA カテゴリー6
  • 2G (GSM): 850、900、1800、1900、GPRS/EGPRS Class10

パナソニックLUMIX DMC-CM1 は2000台限定で2015年3月12日(木)発売。価格はオープン。予想実勢価格は12万円前後です。

またオンラインストアPanasonic Store では2015年1月23日(金)から2月17日(火)13時までモニター販売を実施します。



国内の個人向けスマートフォン事業から撤退して久しいパナソニックですが、CM1 で再参入するとも言えます。MVNO が広まりつつあリSIM フリー端末への注目も高まる中、今後も強みを生かした製品の投入を期待したいところです。

なおCM1 はフォトキナでの実機試用記事もありますので併せてどうぞ。
LUMIX CM1インプレ。1型2000万画素センサのカメラと高性能スマホを高水準で両立