水曜日, 1月 21, 2015

INFOBAR is DEAD or ALIVE |au


au INFOBAR A03 はタイルキー復活し、アルミボディ採用。問われる世界観






Engadget Japanese 公式 YouTube チャンネルより。1月19日のau 発表会から INFOBAR A03 をお伝えします。タイルキーが復活し、前作よりもINFOBARらしさを取り戻した新モデル。4.5インディスプレイを搭載し、ボディ素材にアルミを、前面&背面ラウンド形状を採用。VoLTEや防水、おサイフケータイなどに対応しています。詳細は各記事を確認ください。


  


動画は以上です。チャンネル登録者にはなにやら内緒のプレゼントもやっています。
 
 
 
追記

auが4.5インチフルHD液晶搭載INFOBAR A03発表。京セラ製となった人気デザインスマートフォンの2015年版

 



auの新製品発表会で中心的存在となるモデルの1つが、INFOBAR A03。本誌読者にはおなじみ、人気のデザイン重視スマートフォンの2015年版という位置づけです。発売日は2月中旬。本体カラーは NISHIKIGOI、POOL、MOCHA BROWN、SAKURA IROの4種類。

ただし今回は京セラ製ということもあってか、比較的作りはベーシック。といってもVoLTEとキャリアアグリゲーション(CA)、WiMAX2+に対応。液晶パネルは4.5インチフルHD、SoCはクアルコムのMSM8974ABという構成です。


INFOBARといえば最大の特徴は、なんといっても本体のデザインでしょう。製品デザイナーとして今回も深澤直人氏を迎え、評価の高かった従来シリーズの特徴を引き継ぎつつ各所をアップデートしています。



従来機から引き継いだ点としては、『伝統のNISHIKIGOI』をはじめとするカラーリングや、ホームアプリケーションであるiida UIなど。一方で変更点としてはフルタッチタイプ(ハードウェアキーなし)だった前モデルA02から、本体底部に静電式タッチセンサーとしてタイルキーを 復活させていると点などです。



なお、前モデルA02については、以下の記事を参照ください。正面から見たデザインなどはかなり異なることがおわかりいただけるはずです。

au INFOBAR A02発表。HTC製 4.7インチHDで防水防塵、iida UI 2.0搭載



従来シリーズと比べて面白いのが本体の質感。ベースとなる素材はアルミニウムとなり、表面はアルマイト処理がされているため、シリーズの中では金属感の強い印象を受ける仕上げ。



背面側はこうした仕上げの触感を活かすためか、カメラ部などが一部ブラックになっているものの、そこを除くとほぼイメージカラー一色というデザインです。



また、手にフィットするサイズ感にもこだわりが込められています。キャッチにも『美しい曲線で構成されたフォルムと手に心地いいサイズ感』とアピールして いますが、4.5インチ液晶を搭載した点や、額縁部のコンパクト化により、比較的手が小さめの人でもフィットするよう考慮されています。



サイズ感という点で隠れたポイントは、京セラ製スマートフォンながら、スピーカーとして京セラ得意のスマートソニックレシーバー(SSR)を採用しない点。つまり、「イマドキの京セラ製スマホなのにスピーカー穴がある」のです。

ここを疑問に思い説明員に尋ねたところ、「SSRの振動板(アクチュエーター)を採用すると、パーツサイズの都合上、上側の額縁が現状より太くなってしまう。デザイナーは額縁の太さとバランスを重視したため、SSRは採用していません」との回答がありました。

こうした点でもデザインを優先するというこだわりは、いかにもINFOBARシリーズらしいポイントといえそうです。



主な仕様は4.5インチ1920 x 1080 液晶、SoCはクアルコム Snapdragon MSM8974AB(4コア、2.3GHz)、メインメモリ2GB、ストレージは16GB。Wi-Fiは802.11a/g/n/ac、 Bluetooth 4.0。OSはAndroid 4.4です。



カメラは背面1300万画素、前面200万画素。ほかワンセグ/フルセグ対応テレビチューナー、GPS、NFC、おサイフ、microSDXC (最大128GB)、防水防塵など。

バッテリー容量は2020mAh。連続通話時間は約1020分(VoLTE時)。LTEとWiMAX2+エリアでの連続待受時間は約500時間。

本体サイズ(縦長状態)は、68×131×8.9mm (幅×高さ×厚さ)。4.5インチ液晶モデルだけあり、比較的小柄です。重量は130g。



発表会場では12年前(!!)となる2003年に発売された初代INFOBARから本機まで、NISHIGOIカラーの歴代6モデルを並べて展示していま したが、時代や機能によって細かなデザインは違いつつも、基本的なコンセプトは大きく変わらないことが確認できるような展示でした。

INFOBARは、デザインを前面に押し出したスマートフォンとしては異例ともいえる人気シリーズ。基本的なデザインを引き継ぎつつも本体サイズなどにもこだわりを見せる本機は、今回も話題のモデルとなりそうです。