金曜日, 1月 16, 2015

夫が家事をやらない?


 

夫が家事をやらないと被害者面する日本人女性に未来はない?

 

女性の社会進出が進み、共働き世帯が半数を上回っている現在の日本。それに伴って、夫の家事に対する意識は変わりつつあるものの、ネット上では「家事をしない夫」に対して妻の悲痛の叫びが飛び交っています。May_Romaさんはそんな妻たちに同情をしつつ、夫が家事をしない理由を新たな切り口で分析していきます。



夫への不満は尽きない


日本のニュースやネットを見ておりますと

「夫が家事をやらない!」

「私はこんなに大変。私は仕事も育児もやって自分の時間はなくって気がついたらこんなブスババアになってしまった!!!」

「自転車に子供を乗せて雨の日も爆走していますが今日は坂でひっくり返った。シニタイ」

という悲痛な叫びを目にすることがよくあります。

ワタクシの日本にいる友人の中にも、夫がいかに不潔でいかに何もしないかということと、ウイークデーの夜11頃に電話してきて延々2時間ぐらい喋ってくださる方がおりましたが、ワタクシは受話器をアナルに向けて放置し、自分はプリングルズを食べながら鼻をほじっていたのです。

ワタクシのアナルは友人女史の罵詈雑言の振動により、若干血行がよくなり、持病に良い影響があった事を祈っております。





ネットを覗きますと以下の様な記事や掲示板の罵詈雑言に女の怨念が渦巻いております。

共働き女性は要チェック!夫が家事を手伝わない原因はコレだった
http://www.men-joy.jp/archives/100316

「彼や夫に家事をしてもらいたかったら、まずはやり方を説明してみましょう。誰だって知らないことはあるものです。男性の方が凝り性なところはあるので、ちゃんと教えてあげれば驚くぐらい家事をマスターしてくれるかもしれませんよ。」


働く女性必見!家事も育児もしない夫を激変させる秘訣3つ
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20121226/W...

「夫やパートナーに家事や育児を手伝ってほしいと思っていながらも、男性を家事・育児に参加させていない要因の一つに、実は女性自身のジェンダーの価値観があります。
<特に収入もキャリア意識も高い女性は、家事や育児は女性の仕事と思い込み、一人でこなそうとして、体調を崩したり、たまに手伝う夫のやり方に口をだしてしまいがちです>」


家事をしない夫。離婚した方が後後幸せ?
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2013/1116/628904.h...

「新婚10ヶ月です。夫が家事をほとんど手伝ってくれません。
機嫌の良い時にたまにやってはくれますが、少しやると当分何もしないし、自分の身の回りの事も普段しないです。帰宅してからは、ご飯食べてゲームばかりしています。いつもありがとうとか毎日のように言いますが、それだけです。
共働きしないとやっていけないので同じくフルタイムで働いています。稼ぎも3万位しか変わりません。体調を崩しやすい私なのですが、毎日のようにお弁当も作ってます。
仕事して、帰宅して家事をすると自分の趣味さえもできないのに、夫はゲームやベースを弾いたりしているのを見ると、段々イライラしてきます。
私が怒ると、怒る意味がわからない。手伝えばいいんでしょと口だけです。
私が30代半ばになろうとしていますが、こんな年でこんな事でパートナーをやめて離婚してもいいものでしょうか?やっぱり我慢した方がいいのでしょうか?」

 

 

 

夫が家事をしない根本的な理由

このような記事を書いている人も、コメントを書き込んでいる人も、被害者面満載で「カワイソウな私」という姿に酔いしれているのがよくわかります。

確かにカワイソウであります。大変であります。しかし、書いている人も読んでいる人も、根本的な原因に気がついていない大バカ野郎とワタクシは自分のアナルに叫びたくなるのです。


いいですか、まずそのクズ夫が家事をやらない理由は、あなた様がご丁寧に家事のやり方をお教えしたり、あなた様がいろいろチェックするからでもありません。

「掃除機をかけてくれまいか」「私は忙しいから買い物は無理なのでネットで買ってくれ」と要求しないからであります。

「私はコレは嫌」

「私はコレがやりたい」

「家事は嫌いだ」

と要求し、戦い、そして自分の望むことを勝ち取らなければなりません。

相手に汲み取ってもらおう、察してもらおう、なぜ相手は私の苦境を理解できないのかと悶々とするのは単なる甘えであり「クソがでたからオムツを替えてくれ。ほぎゃあ」と泣く赤ん坊以下の存在であります。

いい年下大人なら「私はこれはいやや」と言わなければなりません。

「え~旦那にそんなことを言えないわ」

というあなた。そしてよく考えてみましょう。

そもそも旦那はあなたを家事もやる便利な肉便器だとしか考えていません。旦那があなたに惚れていれば、激務でも便所掃除はやりますし、子供のクソまみれのオムツも大喜びで換えるというものです。要するに旦那はあなたなぞ愛していませんし惚れてもいないのです。

問題はそれを直視できないあなた様です。旦那があなた様に惚れていれば、罵詈雑言もMの喜びとしか考えないのです。女王様に文句を言う奴隷なぞどこに存在するでしょうか。

あなた様を愛していない旦那とはさっさと手を切って、もっと若い男とか、便所掃除が大好きな男を捜せば良いのです。

そもそも、そういう旦那を選んだのはあなた様であり、一緒に住むという選択をしているのも、お高い結婚式と言う儀式をやったのも、性交してもいいわよと言ったのもあなた様であり、21世紀の日本国では、それはどこかの原理主義の人々に強制された事でも、家族に仕組まれた事でもなく、その旦那と手を切ったからと言って、あなたは頭から灯油をかけられて焼き殺されるわけではないのです。

そして、どうしても家事をやらせないのであれば、あなた様がやらなければいいのです。
皿に関しては洗ってない皿にカップ焼きそばを乗せて出す、弁当は廃止、洗濯はやらずパンツにキノコが生えるまで放置する。そうすればどんなに家事が嫌いな人間でも何かやろうかと思うものです。

文句を言われたらあなた様はネカフェで寝泊まりして仕事に行くなり、どこか他の町か外国にでも逃亡すれば良いのです。
大体あなた様は住んでいるのはシリアでもアフガニスタンでもなく、大体どこにでも自由に移動できるのです。
大都市郊外や地方に行けば激安の賃貸もあればシェアハウスにネカフェもあるので、なんとか住む所は確保できます。仕事も探せばありますし、日本には住み込みの仕事と言うありがたい物もございます。
困ったら役所に泣きつけば何とかなるのです。なにせ日本は先進国でありますので死ぬ事はありません。

さらに旦那に殴られたら警察に突き出せば良いだけの話です。日本の警察には賄賂をやる必要もドラッグもやる必要もありませんので、誠に楽なのであります。







続きを待ちきれない方、社会問題や話題の時事問題に鋭くツッコむ痛快コラム「世界のどこでも生きられる」バックナンバーをふくむcakesの全記事をお楽しみいただける、「1週間読み放題150円」へのご登録」がおすすめです!

世界のどこでも生きられる
May_Roma
海外居住経験、職業経験をもとに、舌鋒鋭いツイートを飛ばしまくっているネット界のご意見番・May_Romaさん。ときに厳しい言葉遣いになりながらも彼女が語るのは、狭い日本にとじこもっているひとびとに対する応援エールばかり。日本でしか生き...もっと読む

https://cakes.mu/posts/7461