火曜日, 10月 28, 2014

smeg イタリア生まれの冷蔵庫


クルマを選ぶ感覚で選ぶ、イタリア生まれの冷蔵庫

SMEG



家電を選ぶ感覚は、クルマ選びのそれとどこか似ている。デザインは二の次で、最新の機能や省エネ性能を重要視するオーナーもいれば、機能がよくてもデザインがよくなければ所有欲がまるで起こらないという人もいる。アルフィスタがどちらに属するかはいうまでもないだろう。
1948年、業務用のキッチン用品を扱う会社として北イタリアのロマーニャに誕生したsmeg(スメグ)社は、「電化製品にデザイン性を持たせる」という考え方がまだ一般的でなかった当時において、質実剛健な機能性とスタイリッシュなデザインを両立させることに成功。世界的に名の知られる、信頼性の高い企業へと成長していく。シンクや蛇口などキッチンまわりから始まったsmegのラインナップは、今やオーブン、レンジフード、ガスレンジ、洗濯機、コーヒーマシン、ディッシュウォッシャー、ワインクーラーなど多岐に渡り、そのすべてに「デザインと機能の両立」を実現している。今回はその中でもsmegを代表する製品のひとつ、冷蔵庫について紹介。

どんなに機能的でもかっこいいデザインでなければ意味がない、その逆もまたしかり──そんなポリシーを貫いているsmeg社のメイン・デザイナーは、メゾン・エルメスやダイムラー・シティなどで名高いイタリアの名建築家、レンツォ・ピアノ。建築家らしい観点から、室内空間になじむ主張しすぎないデザインでありながら、一目見てそれとわかる「smegらしさ」を表現している。


そして、冷蔵庫のデザイナーには著名なプロダクト・デザイナー、マーク・ニューソンを起用。円形や流線型を多用し、カラフルな色づかいを得意とする彼の手腕で、smegの冷蔵庫はじつに個性的な「顔」を持ち得ている。どの色を選び、どんな内装の部屋に置き、どんな家具とともに用いられるかによって、かっこよくもかわいくも変貌する。それがsmegの冷蔵庫だ。
2011年よりsmeg社の日本正規代理店を務めるMUSE JAPANの桐谷昌利氏はこう語る。「smegの特徴を一言でいうなら、表情のあるデザイン。それを置いただけで、その場の印象が決まってしまうような存在感がありますよね。smegの製品を選ぶのは、もちろんインテリアに高い関心を抱いている方ばかりですが、たとえば冷蔵庫を1台置こうとなったとき、パートナーや相棒を選ぶ感じで決めていらっしゃる気がします。冷蔵庫が届いた!と笑顔で一緒に写真を撮られたり。まさに、クルマを選ぶ感覚と近いと思います」

桐谷氏はsmegの冷蔵庫を納品する際、可能な限り自らも出向いているという。「ベージュを選ばれたお宅はそれに似合う生活をされているし、レッドを選ぶ人もライムグリーンを選ぶ人もそれぞれに「あ、なるほどな」としっくりくるスタイルを確立されています。和の内装にsmegを合わせた方もいらっしゃいましたが、それも非常に素敵でした」 暮らし方にこだわり、スタイルを確立した人が選ぶsmegの冷蔵庫。それはただ「使うだけの実用的な道具」ではなく、「所有することで喜びを与えてくれる相棒」となってくれるのだ。

MUSE JAPANで取り扱う冷蔵庫の電圧はすべて100vの日本仕様になっているので、コンセントを差すだけで使用可能。写真はFAB28(1ドア)、 Pink。レトロで丸みのあるデザインなので小さめに見えるが、奥行き: 68cm 幅: 60cm 高さ: 151cmと意外に大きい。
smegのスペックは、言ってみれば「日本の一昔前の冷蔵庫」に近い。ただ冷やして、ただ凍らせる。作られてはすぐに廃れていくような「最新機能」は持ち合わせず、必要にして十分。質実剛健で、その分こわれにくい。「最新式の国産冷蔵庫に比べれば電気代は多少多めにかかります。経済的かどうかという観点で見れば国産品に及びませんが、存在自体のかっこよさ、所有することの楽しさを愛する人であれば、それさえも受け入れてしまうのではないでしょうか

写真左はFAB28(1ドア)、写真右はFAB32(2ドア)の内側。クロームのワインラックが標準装備されているのがイタリア的。FAB32のサイズは、奥行きと幅はFAB28と同じで高さが178cm。
「smeg社の人たちは、売ったらおしまい、多く売れればそれでいい、というようなドライなビジネス感覚で仕事をしていません。売れたこと以上に、「お客さんが喜んでくれたよ」「いい商品だよね」といった言葉にすごく喜びます。扱っているのは「機械」だし、精密さは当たり前なのですが、それ以上の愛情を感じるというか。物作りに対して誇りを抱いているし、まるで生き物に注ぐかのような愛着が感じられるので、使う側も同じような感覚を共有できるのだと思います」

smegの冷蔵庫は、発注後、本国から船で日本へとやってくる。コストをなるべく抑えるため、1台ずつではなくある程度まとまってから発送されるので、基本は2〜3ヶ月、場合によってはそれ以上待つことになるという。それでも、「弊社が正規代理店になって以降、冷蔵庫への反響は常に高いです」と桐谷氏がいうように、smegの冷蔵庫は今や、暮らしとスタイルを大切にする日本人にとって欠かせない存在になりつつある。
デザインと機能性を両立させ、所有しているのが楽しくなる冷蔵庫。smeg社は、今後何年経っても、変わらずにそのスタイルを守ってくれることだろう。





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