月曜日, 8月 27, 2012

“黒のココ”「ココ ヌワール」

©CHANEL 2012
CHANEL|COCO NOIR 01 CHANEL|シャネル

CHANEL|シャネル

マドモアゼル シャネルの足跡をたどる旅へと誘う香り
“黒のココ”「ココ ヌワール」9月14日発売

「私より前には、誰も黒をまとおうとしなかった」──マド モアゼル シャネルが“黒をまとう”リトル ブラック ドレスを発表したのが1926年。シンプルでシックな装いは、女性の中身を気付かせる画期的な提案として後世に語り継がれている。84年に登場したフレグ ランス「ココ」、2001年の「ココ マドモアゼル」を引き継ぐ“黒のココ”、「ココ ヌワール」が9月14日(金)に発売される。

 (OPENERS)

ココ ヌワール、それは、バロック的な夜の香り

シャネルの専属調香師ジャック ポルジュが創りたかったのは、“ヴェネチアではじまり、ヴェネチアで終わるエレガンス”、そして夜の情景を感じさせる香り。

1984年に発表されたココは、ウッディ、バルサミック、フローラル、スパイシー、フルーティな要素で構成されたオリエンタル ノート。2001年のココ マドモアゼルは、豊かさ溢れる香りをより軽やかに、エアリーに表現したフレッシュ オリエンタルで、フローラルとフルーティな香りが際立つ。この香りの系譜を受け継ぐ新作フレグランスが、ココ ヌワール。

ココ ヌワールの香りは、マドモアゼル シャネルの足跡をたどるヴェネチアへの旅へと誘う──


CHANEL|COCO NOIR 02
©CHANEL 2012




マドモアゼル シャネルがヴェネチアにたどり着いたのは、生涯の恋人、ボーイ カペルの死に打ちひしがれ、嘆き悲しんでいたとき。しかし彼女は、やがてヴェネチアの街に目を向けていく。街にあふれる華やかな色彩や輝く黄金色、自らが 好むシンプルな色、バロック様式のアラベスクと、自らが描く端正なライン。彼女はすべてを対比させ、ヴェネチアの夜は、彼女の美意識を決定づけてゆく。

ヴェネチアの月や星が美しいのは、空と水に満たされて姿を変えていくからであり、女性が魅惑的であるために必要なのは、自身が輝いていると同時に謎めいていること──こうして彼女は、闇と輝きについて、また、ラグジュアリーと抑制の方程式を身につけたという。

オリエンタルなヴェネチアの旅から彼女が得たものは、ヴィザンティン美術の洗練と、美を感じる心、そして、たとえすべて失ったとしても自分自身を捨てることはできないという確信。

新フレグランス、ココ ヌワールは、ウッディとムスクのベースノートの豊かな広がりにエスプリが感じられる。トップはピンクペッパーやグレープフルーツで爽やかにはじまり、ジャ スミンやローズ、ナルシスのミドルノートがエレガントに香りつづけ、ベースノートにつながってゆく。それぞれが魅力的にあらわれ、たっぷりと包み込むよう に香っていくルミナス オリエンタルが個性的だ。

味気ない平凡さより個性を、これみよがしな主張より内面的な魅力を、見た目の派手さより本質的な贅たくを選ぶ、現代女性のための香り。9月14日(金)の発売が待ち遠しい。


CHANEL|COCO NOIR 04
©CHANEL 2012
<フレグランス>
ココ ヌワール オードゥ パルファム
価格・容量|1万3230円(50mL)
1万9425円(100mL)
発売|2012年9月14日(金)

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